日/9月25日(日)
時間/午前11時〜、午後3時〜
場所/築地本願寺ブディストホール

2016年最後の築地公演となるこの「江戸前イケメンによる江戸前落語 決定版」
午前・午後ともどもほぼ満席に近いお客様を迎えての開催となりました。
ご来場、本当にありがとうございました。

◇公演前イベント
「紙飛行機ストラックアウト」

最近作らなくなった紙飛行機を作って、指定された枠の中に
入るように飛ばすというストラックアウトを競う紙飛行機づくりを
ワークショップにしてみました。

こちらで4〜5種類近くの紙飛行機の折り方を
紹介したものの、子どもたちは独自の折り方を編み出し
挑戦する子もいたり、思い思いに飛行機作りを楽しんでいる様子
でした。

が、これがなかなか枠には入らず…。
スタッフが作ってもそういう結果はわかっていましたが
やはり同じ(;´д`)
そうなると、お父さん、お母さんも参加しての飛行機作りとなりファミリーで楽しんでいる方もいらっしゃいました。

◇一席目…古今亭駒次「転失気」


とにかく盛り上げ上手な駒次さん。子どもたちに「こまちゃーん」と大きな黄色い声援を
リクエストするなど、高座と会場の一体感を盛り立てます。
お噺のほうは「転失気」(てんしき)。どうして子どもたちはこんなにオシッコやらオナラやら好きなんでしょうねー。ドツボにはまった一席になったようです。

◇色物…遠峰あこ(アコーディオン)


あこさんはそのやわらかな笑顔も伸びやかな歌声も、とにかくすべてが可愛らしい〜。
そう思うのは私だけではなかったようで。会場は自然と手拍子があがり、子どもたち以上に
ママさんたちが笑顔になっていました。
私のお気に入りは「ぼく、かっぱ巻き」。もう、頭に残ってしょうがないです。
こうして気持ちを軽やかにしてくれる色物さんも本当に偉大ですー。

◇二席目…古今亭文菊「死神」


この師匠、こども寄席は2回目の出演なのですが、
前回も一切子どもに向いた演目を選ばない方。その選択基準はなんであるかは
不明なのですが、今回は季節が決めてなのか真相は不明ですが、名作・傑作とよばれる「死神」。
もう噺の冒頭から背筋がゾワゾワするような期待と緊張感に包まれました。「あら、あんた、何してんの?」というおかみさんのセリフから始まったのですが、子どもたち、このセリフが落語のセリフとは思わずに、師匠が誰かに話しかけていると勘違い。最前列の子ども専用席の子供たちがみな後ろを振り向いて、話しかけられている人物を確認しようとするわけです。

未だかつてこんな状況は見たことがありません。それだけ、師匠のセリフが自然であるという証拠。もう冒頭からぐぐーっと噺に引き込まれていきます。

最後のロウソクのシーンになると、子どもたちはみな頭ひとつ前に出たような様子で食い入るように高座に見入っていました。もちろん、それは大人も同じ。

公演後のアンケートでは、こんなに引き込まれた落語に出会ったことがなかった!という声も多く、さらにはファミリークラブ会員のご家族からも「もう感激しました」という声をいただきました。

駒次さんの軽快な落語と文菊師匠の本格・王道な一席と本当にバランスのとれた、まさに江戸前な公演となりました。
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